2024年度下期 活動報告
「お金を育てるキャラバン NISAを学ぼう in青森県」の開催
青森銀行
みちのく銀行
2024年10月、デーリー東北6階メディアホール(八戸市)にて、野村アセットマネジメント株式会社、株式会社batonと共催で「お金を育てるキャラバン NISAを学ぼう in青森県」を開催しました。QuizKnock(※)のメンバーとクイズやゲームなどを交えながら資産運用について学ぶ内容で、約140名にご参加いただきました。
※QuizKnock(クイズノック)は、東大クイズ王・伊沢拓司氏が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディア。

<あおぎん>チャレンジプログラム ~「ものづくり」分野における事業者支援強化の取り組み~
青森銀行
2019年12月より、「<あおぎん>チャレンジプログラム」として「ものづくり」分野の事業者支援強化を実施しています。本プログラムは、先進的な技術や斬新なアイデアを活用し「ものづくり」分野における新規事業に挑戦する事業者さまに対して奨励金の支給と外部専門機関と連携したハンズオン支援を並行して行うことで、構想・計画から事業化・商品化に至るまで、新たなチャレンジの早期事業化の実現に寄与することを目指しています。
採択テーマの事業化を踏まえ、2024年9月にappcycle株式会社(採択テーマ:りんご残渣を中心とした廃棄素材を活用したエシカルレザー「RINGO-TEX(ethical)」の開発)、10月に株式会社Serendip Trip(採択テーマ:観光情報サイトAOMORI TRAVEL PARTNER「Serendip Trip Aomori」の開発)、合同会社ペピア(採択テーマ:リモート診断によるセミオーダーメイドシステム及びカンポウ食材と青森リンゴ・ヤマイモ入りペット用おやつの開発)、12月に高砂充希子氏(採択テーマ:VRコンテンツ「仮想空間におけるセラピーサービス」「感情の軌跡の記録」「墓劇場」の構築)、株式会社Japan Navi青森(採択テーマ:青森産品を原料とした、シンガポール向け飲食料品の開発)へそれぞれ奨励金を贈呈しました。
今後も地域経済への波及効果の高い「ものづくり」産業の振興を支援していきます。





「サステナブル経営の実践」の開催
青森銀行
みちのく銀行
2024年11月、三沢・十和田・五所川原・むつ・函館・盛岡の6地区において、社会的な関心が高まっているサステナブル経営について、セミナーを開催しました。両行取引企業中心に多数ご参加いただきました。
「資産形成セミナー」の開催
青森銀行
みちのく銀行

国際食品商談会「沖縄大交易会2024」への後援
みちのく銀行
2024年11月、沖縄大交易会実行委員会が主催する商談会を後援するとともに、食品関連業者の参加募集に協力し、海外への販路開拓を目指すお客さまにご参加いただきました。
駐日ベトナム大使講演会への後援
みちのく銀行
2024年11月、協会青森ベトナム交流が主催する「駐日ベトナム大使講演会」を後援しました。ベトナム経済の最新情報と日越協力関係の展望について、ファン・クアン・ヒエウ駐日ベトナム共和国特命全権大使を講師に迎え、海外展開等に関心のある事業者さまを中心に約50名の方々にご参加いただきました。

青森グラフィックデザイナーの一年展2024
あおもり創生パートナーズ
2024年11月、青森、八戸を会場とし、あおもり創生パートナーズと日本グラフィックデザイン協会が「青森グラフィックデザイナーの一年展2024」を共催しました。“創造と共感”をテーマに、デザイナー・事業者・支援機関が一体となって行った「仕事づくり」の事例紹介や、作品・商品展示を行いました。


「サステナビリティ・リンク・ローン(※)」への参加
青森銀行
2024年12月、みずほリース株式会社に対するシンジケーション方式の「サステナビリティ・リンク・ローン」に参加しました。本ローンは、三井住友信託銀行株式会社をアレンジャーとする計8社による協調融資です。
(※)サステナビリティ・リンク・ローン
借り手の経営戦略に規定されているサステナビリティ目標と整合した「キー・パフォーマンス・インディケーター(KPI)」と「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)」 を設定し、貸付条件とSPTに対する借り手のパフォーマンスとを連動させ、SPT達成への動機付けを与えることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長を促進し、支援することを目指すもの。
「物資支援プロジェクト」への参画
青森銀行
みちのく銀行
2024年12月、全国銀行協会などが実施する「物資支援プロジェクト」に賛同し、社会福祉法人青森県社会福祉協議会に、支援物資として「ティッシュ」「タオル」「フリースブランケット」等の日用品、合計約1,200点を寄贈しました。
将来を担う子どもたちや若者が貧困問題に苦しむことなく幸せになることが、プロクレアHDのサステナビリティ方針「彩り豊かな未来を、次の世代に」に通じると考え、今後も取り組んでまいります。
「エコノミクス甲子園」青森大会の開催
プロクレアHD
2024年12月、楽しみながら金融知力を身につけることができる、全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」青森大会を開催しました。県内の高校生15チーム30名の皆さんが全国大会への切符を目指し、金融経済に関するクイズに挑戦しました。大会後は優勝チームに表彰状を授与しました。
当社は、次代を担う若年層への金融教育の充実に取り組んでいます。

「プロクレアHD地域共創ファンド」を活用した事業展開支援
プロクレアHD
当社は、スパークル株式会社をファンド運営会社とする地域特化型投資ファンド「プロクレアHD地域共創ファンド」を組成し、創業・新事業展開・事業承継等のニーズを有するお客さまに資金調達手段の提供をはじめとする多角的・多面的な支援を行っています。
2025年1月、第8号投資案件として、タグボート株式会社の酒造事業成長に向けた投資を実行しました。 当社では、引き続き本ファンドによる投資を通じて、地域企業の持続可能な成長を後押しするとともに、社会課題の解決に貢献してまいります。
「未来共創に向けた研究開発と推進に関する連携協力協定」の締結
2025年2月、青森みちのく銀行とあおもり創生パートナーズは、青森市、慶應義塾大学SFC研究所とともに、「未来共創に向けた研究開発と推進に関する連携協力協定」を締結しました。青森市が同年4月に設置予定の「あおもり未来共創ラボ」の取り組みに産学金官で協力し、多様なプロジェクトの事業化を目指します。

エコノミクス甲子園全国大会への協力
2025年2月、プロクレアHDは、楽しみながら金融知力を身につけることができる、全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」全国大会をサポートしました。
引き続き次代を担う若年層への金融経済教育普及活動に積極的に取り組んでまいります。

住宅ローンの不正利用防止に向けた「情報交換に関する協定書」の締結
2025年3月、青森みちのく銀行は、住宅ローンの不正利用を防止しお客さまの利益を保護するため、北海道・東北の地方銀行および第二地方銀行(計16行)で「情報交換に関する協定書」を締結しました。
住宅ローンの不正利用を促す不動産事業者(不正業者)の主導により、お客さまが意図せず、住宅ローンの不正利用に巻き込まれるケースがあります。本協定締結によるネットワークを活用し不正業者に関する情報交換を行うことで、お客さまが住宅ローンの不正利用に巻き込まれることを防止し、お客さまの利益の保護に努めてまいります。
出前授業や銀行見学の実施
地域における金融リテラシー向上支援の一環として、職員が地域の学校等を訪問し、金融や経済の仕組みを分かりやすく解説する「出前授業」を実施しています。また、社会の中で銀行が果たす役割などを理解してもらうため、地域の団体や学校向けの「銀行見学会」を行っています。2024年度下期は次の通り実施しました。
「出前授業」
青森銀行
2024年 | 10月 | 青森公立大学 |
11月 | 青森県立青森高校 |
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12月 | 青森県立名久井農業高校 |
青森みちのく銀行
2025年 | 1月 | 青森市立浜館小学校 |
銀行見学会
青森銀行
2024年 | 10月 | 東北町立東北小学校 |
みちのく銀行
2024年 | 10月 | 青森市立浦町小学校 |
青森市立造道小学校 |
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青森市立合浦小学校 | ||
青森市立金沢小学校 | ||
つがる市立向陽小学校 | ||
弘前市立岩木小学校 | ||
11月 | 青森市立三内小学校 | |
青森市立三内西小学校 |
SDGs取組評価サービス
事業者のSDGsへの取り組みを支援するSDGs取組評価サービスでは、SDGsの取り組み状況をヒアリング、評価のうえ「フィードバックシート」を提供するほか「SDGs宣言書」の策定支援を行います。サステナビリティへの関心が高まっているなか、本取り組みを推進することにより、お客さまの企業価値の向上や持続可能な経営を支援しています。2025年3月31日現在、青森みちのく銀行では708社(青森銀行、みちのく銀行の支援実績を含む累計)の「SDGs宣言書」の策定を支援しました。
SDGs私募債「未来の創造」、「縄文のキセキ」
青森みちのく銀行では、地域貢献および持続可能な社会の実現、ならびに地域におけるSDGs推進に貢献することを目的に「SDGs私募債『未来の創造』」、「SDGs私募債『縄文のキセキ』(寄贈オプション付私募債)」を取扱いしています。
「未来の創造」は、同私募債を発行した際、発行額の0.2%相当額を当行が拠出し、発行企業の希望する学校や児童福祉施設、自治体等への物品寄贈等を通じてSDGsで定める17ゴールに貢献する内容となっています。
また、「縄文のキセキ」は、発行額の0.1%相当額を当行が拠出し、縄文遺跡群の普及啓発・承継活動を行う団体への寄付を通じて、文化振興に貢献する内容となっています。
SDGs私募債「未来の創造」発行累計(2025年3月31日現在)
(青森銀行「あおぎんSDGs私募債『未来の創造』」、みちのく銀行「みちのくMirai‐e貢献ボンド」を含む)
発行企業数:503企業(社名非公表を含む)
発行累計額:421億9,000万円
寄付累計額:8,184万円相当
SDGs私募債「縄文のキセキ」発行累計(2025年3月31日現在)
(青森銀行「あおぎんSDGs私募債『縄文のキセキ』」を含む)
発行企業数:35企業(社名非公表を含む)
発行累計額:25億7,000万円
寄付累計額:257万円相当
「公益財団法人みちのく・ふるさと貢献基金」の活動
地域振興および地域貢献活動を行っている個人、団体、企業への支援を目的に、「公益財団法人みちのく・ふるさと貢献基金」が継続的な助成活動を行っています。
2024年10月に「2024年度教育・福祉・環境助成事業」の認定証書を11先へ贈呈しました。また、2025年1月に「2024年度地域振興助成事業」の認定証書を3先へ贈呈しました。

