挑戦と創造Special01/思い描く未来像

ホールディングスとして
新たな経営理念の策定へ。

Project

創業以来100年以上にわたり、数々の歴史と共に切磋琢磨しながら地域とお客さまのために取り組んできた青森銀行とみちのく銀行。両行が手を取り合い、プロクレアホールディングスとして新たな一歩を踏み出すにあたり、会社の使命や存在意義を示す「経営理念」の策定プロジェクトが展開された。

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新グループの指針を決める
プロジェクトが始動
新グループの指針を決めるプロジェクトが始動

「新グループの誕生に向け、力を発揮してほしい」
「青森のために」の志のもと入行し、市場国際部で海外業務の強化に向け奔走していた齋藤に上司から声がかかったのは、両行の経営統合が発表された直後だった。一職員として経営統合の知らせにまず驚き、その上で自分が統合推進の専担者になると聞き、さらに驚いた。しかし、新グループの創生に関わる機会はそうそう得られるものではなく、まさに光栄で誇らしい。大変な道のりになることは理解していたが、またとない成長のチャンスだと覚悟を決めた。
総合企画部の専門チームに着任して早々、齋藤は経営理念の策定を主導することとなった。「両行の長い歴史を支えた企業理念がある中で、新たに経営理念を策定することは大きなプレッシャーであり、不安もありました。ですが、両行の担当者で力を合わせてプロジェクトを進めることが、新グループとして何よりの良い船出になると信じていました」。

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「継承」と「変革」
熟考を重ねて言語化

プロジェクトメンバーは、両行の企業理念の分析から始め、続いて「新グループは何を求められ、何を果たしていくのか」というテーマでワークショップを行った。さらに両行頭取へ、現状認識や将来の見解、新グループの果たす役割・思いなどをインタビューし、それらをもとに議論を重ねた。話し合いを進めるうちに、両行には「地域とお客さまのために」という共通の思いが強く根付いていることを実感する。 両行の企業理念を継承する「地域」「お客さま」「職員」というキーワードは、新たな理念の柱として自然と定まっていった。
どのような未来を描き、どのような言葉で表すか。何度も練り直し熟考した。「新グループの目指す未来を実現するためには、今までと同じではダメだ。新しい経営理念には、変革の鍵となる新しいエレメントが織り込まれるべきだ 」。齋藤を含むプロジェクトメンバーはさらなる議論を重ね、「挑戦と創造」「未来」「主体性」「個の力」という、新グループのあり方を示すキーワードが出揃った。

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新たな経営理念と共に
挑戦と創造を

「地域の未来を創る」「お客さまと歩み続ける」「一人ひとりの想いを実現する」
これが、プロジェクトを経てリリースされた新たな経営理念である。職員一人ひとりが挑戦し、地域とお客さまの明るく豊かな未来を創っていく。齋藤たちプロジェクトチームが経営理念に込めた思いは、今後のプロクレアホールディングスの取り組みを通じて実現されていく。
齋藤の次なるミッションは、合併プロジェクトのPMO*だ。「現在、シナジー発揮に向けた各種施策が動き出しているところです。合併プロジェクトの対象はグループ全体であり、私にとっては日々勉強。難度の高いプロジェクトですが、挑戦の機会と捉え、地域の豊かな未来を創るためなんとしても成し遂げたいと思っています」。地域への思いを胸に、齋藤の挑戦は続く。
*PMO(Project Management Office)・・・プロジェクト全体のマネジメントやサポートを行う組織

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統合推進部 齋藤 和樹
統合推進部
齋藤 和樹 Saito Kazuki
2016年入行
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